PO 日本アコモデーション なんとか公募割れ回避
今年初となるリートの公募増資「3226:日本アコモデーションファンド投資法人」ですが、公募価格約488000円に対して、受渡日始値は489000円と、わずかに公募価格を上回りました。リートのPO不敗神話はなんとか維持するものの、売却手数料を考えますと完全に「負け」となります。
当日の売買状況から、自然と489000円で寄ったというより、公募価格割れを避けるために強引に489000円で寄らせたという状況でした。寄り前の板状況はストップ安水準での推移でしたので(公募組みの成売が多かったというよりも、買いがほとんど入っていなかった)、このことからもおそらく買い支えが入ったのだと思われます。
公募分45000株(口)に対して寄付での出来高はわずかに200株程度、寄後は買い手不在の中、下げる展開となりましたが、9時30分過ぎ?くらいに、突然大きな買いが出現、一気に株価は始値の489000円付近へと上昇、その後は同価格付近で明らかに買い支えと思われる買いが断続的に入りました。
最近ですと、野村主幹事でマツダや青森銀行が公募割れとなりましたが、なぜ日本アコモに限って公募価格以上で寄らせて、さらにその後も買い支えていたのかと?
証券会社としては、リートの公募増資が増えれば多額の手数料収入が見込めるので、今回の増資はなんとしてでも成功させ、今後リートが公募増資をしやすくするために、強引にでも株価を維持させる必要があったのではないかと。また、日本アコモに関しては、一時的に需給のバランスから売られているだけなので、公募価格を割るようなことがあれば、長い目で見ればお買い得価格だったのかもしれませんね。アコモが他のリートと比較して一時的に大きく下げるようなことがあれば、「日本アコモを買い×他のレジデンシャル系リートを売り」で保有していればよさそうです。
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